協会長挨拶
旭川バレーボール協会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。会長を務めております花本です。
まず初めに、日頃より旭川バレーボール協会の活動にご理解とご協力をいただいている選手、指導者、保護者、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。皆様の支えがあってこそ、私たちは地域に根ざしたバレーボール活動を続けることができています。
私たち旭川バレーボール協会は、「生涯スポーツ」としてのバレーボールの魅力を広く伝え、子どもから高齢者まで誰もが楽しめる環境づくりに取り組んでいます。体を動かすことの大切さはもちろんのこと、最近ではメンタルヘルス(心の健康)の観点からも、スポーツの果たす役割が注目されています。バレーボールは、まさに心と体の健康を育むスポーツです。
また、私が特に大切にしているのは、バレーボールを通じた「人と人とのつながり」です。職場や地域、世代を超えた仲間との交流は、人生を豊かにし、日々の生活や仕事の活力にもつながります。家と会社の往復だけでは得られない、新たな“居場所”や“心の拠り所”としてのバレーボールの価値を、ぜひ多くの方に体験していただきたいと思っています。
近年では、ママさんバレーや社会人バレーに参加する選手が増えており、非常に喜ばしく思っています。これは、スポーツを通じた仲間づくりやリフレッシュの場が求められる現代のニーズにしっかりと応えている証でもあります。こうした動きをさらに広げ、多くの人々が気軽にバレーボールに触れられる地域づくりを進めてまいります。
学生の皆さんにとっては、バレーボールを通じて仲間との協力、感動、達成感を経験することが、豊かな人間性を育む「情操教育」の一環になると私たちは信じています。競技の勝敗にとらわれず、スポーツを楽しむ心を大切にしてほしいと願っています。
そして、指導者の皆様には、北海道バレーボール協会の倫理規定を遵守し、威圧的な言動や過度な指導を行わないよう、強くお願い申し上げます。子どもたちが安心して成長できる健全な指導環境を、私たち大人が責任を持って築いていく必要があります。協会としても、そのための環境整備と意識啓発を継続してまいります。
さらに、私たちは次世代の指導者・審判員の育成にも力を入れています。地元チーム「ヴォレアス北海道」が新たにスタートしたSVリーグで活躍しており、その躍進は地域の誇りであり、バレーボールへの関心を高める大きな力となっています。
今後も、地域の皆さまと共に、バレーボールを通じて元気な人材を育み、旭川そして上川地域の活性化に貢献してまいります。どうか引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
旭川バレーボール協会
会長 花本金行